ピルは胎児に影響を及ぼすことはある?

最近は性に対する考え方が昔に比べてかなり自由になっています。
今や経験人数が2人以上であったり、結婚前のセックスによるできちゃった結婚は当たり前です。
初体験の年もどんどん低年齢化しています。

とはいえ、不幸な子供を増やさないためにもできればきちんと結婚して、望んだときに2人の赤ちゃんが授かれるようにしたいものです。
避妊のためにもピルをおすすめします。
コンドームと違って女性主体の避妊具です。
避妊確率もコンドームより高いです。
学生なので子供ができてしまったら困る、結婚したけれどもうちょっと今の仕事を頑張りたいという方はもちろん、性犯罪に巻き込まれて望まない相手との子を産んでしまわないためにも効果を発揮してくれるのです。

とはいえ、ピル服用者のほとんどは、今は生みたくないけれど将来的には妊娠したいと願う方ばかりです。
そんなときに、過去にピルを服用していたがばかりに胎児に何らかの悪影響があったら困ります。
ですが、信頼できるところで手に入れたピルを用法用量を守って服用していたのであれば問題ないので安心してください。
ピルを服用することで生理が規則正しく起こるようになりますし、排卵痛などが解消されます。
また、卵巣ガンや卵巣脳腫のリスクを下げるなど、メリットはいっぱいです。

ピル服用時は、人工的に妊娠している状況を作り出しています。
ですが使用をやめた途端、体は元通りに戻ります。
次の生理を待つ必要もなく、すぐに子作りを頑張っても悪影響はありません。
ただ、ピルをストップして最初の排卵まで1ヶ月ほどはかかるのでやめた途端に妊娠中となることはありません。
とはいえ、排卵再開までの日数は個人差があります。
1ヶ月過ぎて頑張ったのに妊娠しなかったという場合、単にまだ元通りになっていないだけなのかもしれないので、またもうしばらく経ってから挑戦してみてください。

最近は仕事を頑張る女性も多いことから妊娠の年齢が上がっています。
ピルを服用していれば排卵がないのだからいつまでも若いままの卵子が残っているというわけではなく、体内にいながら卵子は確実に老化しているのですから、ピルを使って妊娠の機会を遅らせるのもいいですがほどほどにしましょう。
できれば若いうちに産む方が胎児への影響や流産・早産の危険性などリスクも減らせます。
それに、子育ては体力勝負です。
ある程度の年齢になってから産んだ子だと一緒に遊んだり抱っこしたりが大変です。

ピルの服用が原因で流産や早産の可能性はある?

中には婦人病の治療のためにとピルを服用している方もいるでしょう。
そんな方がもしも自身が妊娠中と気づかずに服用し続けてしまっていたといっても、それが原因で流産や早産が起こることはありません。
ピル自体はそんな作用は持っていないからです。

妊娠初期段階、つわりに苦しむ方もいますが、まったく変化なしの方だっています。
とはいえ、妊娠に気づいた時点で服用は止めておきましょう。
そのまま服用を続けてホルモン量を増やし続けていた場合、母体に血栓ができやすくなるのです。
その結果、胎児に影響が及ばないとも限りません。

それにピルの副作用である消化機能の症状が影響してしまうかもしれません。
自己判断でただストップするのではなく、念のため医師に相談し、血栓の有無や胎児の状態など検査してもらうようにしましょう。
できれば、日頃から自身の体調にきちんと気を配っていてください。
そうすれば妊娠初期のちょっとした変化でも「もしかして」と気づくはずです。

服用をやめれば薬の成分は体外に排出されます。
胎児に影響を及ぼすことはなく、奇形率が上がることもありません。
気づかず運動してしまっていた、風邪の症状かと思って薬を飲んでしまったという方もいますが、大抵は大丈夫です。
ピルだって似たようなものなのです。
悩んでストレスを抱えている方が胎児に良い影響を及ぼさないでしょう。

ピルが原因で奇形率がアップすることもなく、妊娠に気づいた時点でストップすればピルを使っていなかった方と特に変化なしで心配する必要のないピルですが、無事出産したからといってすぐに再開するのはやめましょう。
出産後は授乳期が訪れるのですが、むしろ授乳に影響を与えるのです。
ピルを服用していると母乳の質が落ちるそうです。
出にくくなることもあります。
ピルに含まれるエストロゲンが乳汁分泌抑制の働きをしてしまうかもしれないからです。

たとえ出産が終わったとしても、出産後も授乳が終わるまではピルの再開はやめておきましょう。
授乳中はホルモンが分泌されて排卵しないようブレーキをかけるため、基本的に妊娠の可能性はありません。
ちなみに、不妊以外の目的でピルを服用している場合、たとえ妊娠してもやめるのが難しい場合もあるでしょう。
そんなときにも医師に相談するようにしましょう。
不安定な時期だからこそ自己判断で進めるのは危険なのです。
そろそろ赤ちゃんをと思ったら、いつもピルを処方してもらっている病院で事前に相談しておくのもよいでしょう。